・クッカーの軽量化をしたいけど何を買えばいいの
・素材別の特性はどんな感じ
・ファストパッキングでの使い方
ハイク中、そのスタイルによってどんな調理をするかによって選択は様々
基本的にファストパッキング、ウルトラライトハイキングを志向する方で、お湯を沸かすことを第一目的とした場合に選ぶといいと思うクッカーを紹介します
アルミかチタンか…
アルミの良いところとしては、熱伝導率に優れているためクッカー全体が温まるため、調理がしやすい点が挙げられます
但し、熱伝導率が良いためクッカー全体が温かくなるので、取っ手も触れないほど熱くなるため対策が必要です
一方、チタンはなんといっても圧倒的なその軽さが魅力的です
また、剛性もあるので、軽く落としたくらいではへこんだりしません
但し、お湯を沸かす分には問題ありませんが、熱伝導が悪いことが原因で具材を入れて調理をする、お
米を炊くいった場合クッカー底面が焦げ付くことがあります
また、アルミ製にくらべ価格高いということも購入に慎重になる点ですね
素材 | 軽さ | 熱伝導 | 価格 | 使い方 |
アルミ | そこそこ軽いがチタンよりは重い | 良い | 安い | 煮炊きする調理に向いている |
チタン | 軽い | 悪い | 高い | お湯を沸かすなら問題なし |
(参考)熱伝導率
値が高いほど熱が全体に素早く伝わっていくかを示しており、金属では銀が最も優れていて、アルミニウムも4番目になっています
チタンはアルミに比べると約10分の1の熱伝導率という結果であり、両者の違いはっきりわかります。
熱伝導率[W/(m・K)] | |
銀 | 420 |
金 | 398 |
銅 | 320 |
アルミ | 237 |
チタン | 21.9 |
お湯を沸かすだけならチタンが良い
熱伝導率は低いものの、実際ファストパッキング、ウルトラライトハイキングでお湯を沸かすだけなら、チタン製がよいと思います
僕の持っているのは古いモデルですが、パッケージの内容は一緒です
750mlの方は使うことはあまりなく、単独行なら400mlで十分なので携行しています
というのも、夏山の単独行では一度に400ml程度お湯を沸かすことができれば
(参考:現行仕様)
EVERNEWT i U.L. Solo set 750 ECA540
〇750mmクッカー
サイズ:径 94 x 深さ 118mm (ナベ) / 径 95 x 深さ 58mm (カップ) | 容量:750ml / 400ml (目盛付き) | 質量:99g (ナベ) / 50g (カップ) | 素材:純チタン (国内製造) | 生産国:日本
〇Ti 400FD Cup
サイズ:外径102 x 内径95 x 深さ58mm | 容量:400ml (目盛付き) | 質量:50g | 素材:純チタン (国内製造) | 生産国:日本